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周産期メンタルヘルスのためのいちばんやさしい精神医学
筆頭著者 安田 貴昭 (編著)
埼玉医科大学総合医療センターメンタルクリニック准教授
その他の著者等 渡邉博幸,鈴木利人,高橋由美子,菊地紗耶,竹内 崇,清野仁美,根本清貴,福本健太郎,木村 大,須田哲史,山下 洋,伊藤賢伸,岡島美朗,立花良之
中外医学社
電子版ISBN
電子版発売日 2022年4月5日
ページ数 205
判型 B5判
印刷版ISBN 978-4-498-16030-9
印刷版発行年月 2022年4月
書籍・雑誌概要
周産期メンタルヘルスに取り組む精神科医が中心となり,妊娠中や産後の女性の心の健康を支えるための知識を「いちばんやさしく」まとめた.周産期における精神疾患や障害,治療と介入の基本などに加え,多職種のそれぞれの立場からの関わりや施設での取り組みなども盛り込み,精神医学に馴染みの薄い医療職だけでなく当事者や家族にとっても,メンタルヘルスを知るための一歩となる一冊.
目次
I 「総論」編
1.メンタルヘルス総論 〈渡邉博幸〉
2. 精神科医アラカルト・周産期メンタルヘルス専門の精神科医への道 〈鈴木利人〉
II 「疾患と障害」編
1.統合失調症 〈高橋由美子〉
(コラム)周産期における心理支援 〈 櫻澤真寿美〉
(コラム)薬剤師として周産期医療に関わる 〈 浦野 葵〉
2.双極性障害と産褥精神病 〈菊地紗耶〉
(コラム)周産期における精神支援 ─ 公認心理師の立場から〈 清水麻衣,信田絢香〉
3.うつ病 〈竹内 崇〉
4. 不安症(恐怖症,パニック症,全般性不安症),強迫症〈清野仁美〉
(コラム)母親の力,家族の力,そして地域の力を信じて,つなぐ〈 森 洋子〉
5. 知的障害,自閉スペクトラム症(発達障害),パーソナリティ障害 〈根本清貴〉
6. ストレスに伴う身体症状(心身症,変換症,身体症状症など) 〈安田貴昭〉
7.PTSD(心的外傷後ストレス障害) 〈福本健太郎〉
(コラム)周産期医療への医療ソーシャルワーカーとしての関わり〈 玉山有香〉
8.摂食障害 〈木村 大〉
9.てんかん 〈須田哲史〉
(コラム)当院における周産期・子育て支援ネットワーク〈 奈良圭子,中野 彩〉
10.ボンディング形成とその障害 〈山下 洋〉
(コラム)多職種協働における役割意識と態度の違い:母子の絆を捉える視点 〈 高田加奈子,山下 洋〉
III 「治療と介入」編
1.精神科薬物療法 〈伊藤賢伸〉
2.精神療法・心理療法 〈岡島美朗〉
3. 制度,医療・保健・福祉が連携した支援体制〈立花良之〉
IV 「発展」編
1.周産期メンタルヘルスの学びかた 〈北村俊則〉
2.国際社会における周産期メンタルヘルス 〈吉田敬子〉
本書執筆者医療機関所在地
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