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ここが知りたい 血栓症治療の正解,不正解
筆頭著者 後藤 信哉 (著)
東海大学循環器内科教授
中外医学社
電子版ISBN
電子版発売日 2021年3月24日
ページ数 112
判型 A5判
印刷版ISBN 978-4-498-13440-9
印刷版発行年月 2021年3月
書籍・雑誌概要
患者にとっての「正しい治療」とはいったい何であろうか.著者が自らの専門領域である「血栓症」の治療(投薬)をテーマに,「正しい治療とは何か?」という医療の根本的な命題について若手医師に問いかける.EBMとは何か? 診療ガイドラインの在り方やその読み方とは? 臨床試験の意味とは? 製薬会社の思惑とは? 患者を幸せにする「正しい治療」とは何か? について,指導医,専攻医,研修医3名の会話によってわかりやすく解説.
目次
CHAPTER 1 診療ガイドラインの推奨は「正しい」か?
CHAPTER 2 動脈系の血栓症と静脈系の血栓症から考える診断と治療の「正解」
A:動脈血栓症と静脈血栓症の違いは何か?
B:静脈血栓症と「正しい」治療・薬剤選択
(1)深部静脈血栓症
(2)心房細動の血栓症
C:動脈血栓症と「正しい」治療・薬剤選択
CHAPTER 3 臨床試験の意味
A:なぜ,臨床試験を行うのか?
B:臨床試験の実際
(1)抗凝固薬の臨床試験
(2)抗血小板薬の臨床試験
CHAPTER 4 人工知能とコンピュータのインパクト
A:人工知能の登場
B:人工知能の医療応用
C:高性能コンピュータの基盤整備により医療は変わる?
D:帰納的論理と演繹的論理
E:若手医師もベンチャーマインドを
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