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雑誌
南江堂
電子版ISBN 978-4-524-21565-2
電子版発売日 2025年12月29日
ページ数 252
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-524-21564-5
印刷版発行年月 2026年1月
書籍・雑誌概要
「リーダーシップ」の概念を中心に据えた新しい看護管理学のテキスト.リーダーシップを看護管理者だけに必要なものと限定せず,組織における一人ひとりの役割と相互支援の力としてとらえ,その育成と実践への応用を目指す内容となっている.各項目の冒頭に事例を提示し、エピソードをもとに学生が看護管理学をより身近に感じられ,学習の動機づけにつながるよう工夫した.
目次
【内容目次】
序章 看護管理を学ぶ
A.看護管理の定義
B.質の高い看護とは
1●看護学・看護サービスの側面からみた看護
2●医療・看護の質と評価
C.看護管理を取り巻く社会の動向
1●全世代型社会保障と地域包括ケアの推進
2●2040年問題と看護管理に求められる新たな役割
第Ⅰ章 看護におけるリーダーシップとマネジメント
1 クリティカルシンキングと意思決定・問題解決する力
事例1 患者と看護師のための腰痛予防対策プロジェクト
場面a 病棟の課題に気づいた3年目看護師の多田さん
A.批判的に考える力(クリティカルシンキング)
1●クリティカルシンキングとは
2●日々の看護実践とクリティカルシンキング
B.意思決定をする力
1●意思決定をする力とは
2●日々の看護実践と意思決定
C.問題を解決する力
1●伝統的な問題解決過程
2●伝統的な問題解決過程と看護過程
3●強みや価値を探求する近年の新しいアプローチ
2 リーダーシップとマネジメント
場面b プロジェクトリーダーになる
A.リーダーシップとは何か
1●リーダーシップは目標達成に向けたもの
2●リーダーシップは影響力
3●模範的リーダーシップ
4●リーダーシップとマネジメント
B.リーダーシップの研究の歴史
1●リーダーシップの特性理論
2●リーダーシップの行動理論
3●リーダーシップの状況適合(コンティンジェンシー)理論
4●リーダーシップの交換理論
5●リーダーシップの変革理論
3 地域包括ケア時代に求められる現代のリーダーシップ
場面c 在宅ケアにおける腰痛予防
A.シェアド・リーダーシップ
B.サーバントリーダーシップ
C.オーセンティックリーダーシップ
D.現代のリーダーシップ
第Ⅱ章 リーダーシップとマネジメントの基盤となる倫理・法律・権利擁護
1 臨床の倫理と組織の倫理
事例2 高齢患者の不穏状態に対する身体拘束
A.臨床の倫理的課題(個人の価値を医療に反映する)
1●倫理と道徳
2●倫理4原則
B.看護師の倫理綱領と看護業務基準:看護専門職の価値を医療に反映させる
1●倫理綱領
コラム 身体拘束の3原則
2●看護業務基準
C.組織の倫理と医療ガバナンス
2 看護にかかわる法制度
事例3 医療事故から考える看護師の仕事と責務
A.保健師助産師看護師法(昭和23年法律第203号)
1●保健師・助産師・看護師・准看護師の定義
2●看護師の業務
コラム 相対的医行為と絶対的医行為
B.看護師等の人材確保の促進に関する法律(平成4年法律第86号)
コラム 「看護師等の確保を促進するための措置に関する基本的な指針」の改定について
1●ナースセンターの設置
2●看護師の卒後臨床研修制度
3●離職時の届出制度
C.医療法(昭和23年法律第205号)
1●医療法改正の経緯
2●診療に関する諸記録
3●医療計画
D.健康保険法(大正11年法律第70号),国民健康保険法(昭和33年法律第192号)
E.介護保険法(平成9年法律第123号)
F.労働基準法(昭和22年法律第49号),労働安全衛生法(昭和47年法律第57号)
1●労働基準法
コラム 36協定とは
2●労働安全衛生法
コラム 労使交渉
G.個人の情報の保護に関する法律(平成15年法律第57号)
1●個人情報の定義
2●要配慮個人情報
3●医療機関が守るべきルール
3 権利擁護
事例4 手術に不安を覚える患者の権利擁護と自己決定権の尊重
A.権利擁護とは
B.患者の権利擁護
1●患者の権利擁護とは
2●患者の権利擁護を定めた宣言や倫理綱領
C.患者の権利
1●そもそも「患者の権利」とは
2●患者の自己決定権とインフォームド・コンセント
コラム ナーシング・アドボカシー理論
3●差別されない権利
コラム 旧優生保護法に基づく不妊手術問題
D.看護職の権利擁護
1●看護職の権利擁護とは
2●労働者としての看護職の権利を保障する法律
3●職能団体の活動など
第Ⅲ章 看護を届けるための仕組みを作る
1 看護を提供する組織の目的・目標を明確にする
事例5 看護を提供する組織の目的・目標を理解し,看護提供を計画する
場面a 自分の目指す看護について考え,就職先を決定した看護学生
A.看護を提供する組織の目的・目標とは
1●組織の目的
2●組織目標の達成のために貢献しようとする個人の意思統一,組織力としての協働
3●組織が機能するための効果的なコミュニケーション
コラム VUCAの時代
コラム MVV(mission,vision,value)
2 組織としての看護提供を計画する
場面b 看護の目的と看護提供する仕組みが連動していることに気づいた1年目看護師
A.看護提供方式
1●機能別看護方式
2●患者受け持ち方式
3●チームナーシング
4●プライマリーナーシング
5●その他の看護提供方式
B.看護過程の展開と標準看護計画
1●看護問題の抽出
2●看護計画の立案,実施,評価
C.看護手順
3 時間を計画的に使う(タイムマネジメント)
事例6 初めて夜勤を経験する新人看護師のタイムマネジメント
A.タイムマネジメントの必要性
B.タイムマネジメントの成否を左右する要素
1●情報収集
2●スケジューリング
3●チーム内でのタスク・シフト/シェア
C.優先順位と多重課題への対応
4 財政計画と診療報酬・介護報酬
事例7 小児患者への付き添いの是非と看護必要度評価
A.医療・介護の収入と支出
1●病院・介護施設の収支と財務指標
2●病院・介護施設における収入源
B.診療報酬,介護報酬
1●診療報酬制度の概要と決定プロセス
2●介護報酬制度の概要と決定プロセス
3●社会保障審議会と関連部会
C.看護職員の配置基準
1●医療法上の配置基準
2●診療報酬と配置基準の変遷
3●入院基本料と施設基準
D.DPC制度
1●医療費支払い方式の種類と包括払い方式の導入
2●米国におけるDRG/PPSの導入
3●DPC制度とは
5 キャリアの計画と発達
事例8 ベテラン看護師が考えるキャリアプラン
A.キャリアとは
1●キャリアの定義
2●キャリアに関する理論
3●看護職としてのキャリアの方向性
4●個人と組織にとってのキャリア
B.働くということ
1●働くことと自己実現
2●働くことを支える心理的エネルギー
C.生涯学習の必要性
1●生涯学習とは
2●看護職にとっての生涯学習
D.看護職のクリニカルラダー
コラム クリニカルラダーとは
コラム 訪問看護ステーションの起業
第Ⅳ章 看護を届ける組織を作り,動かす
1 組織の構造を理解する
事例9 ある急性期病院における時間外労働削減の取り組み
場面a 病院長からの病院職員全体の時間外労働削減の指示
A.組織と病院
B.組織構造
C.ラインとスタッフ(指揮命令系統)
D.委員会,ワーキンググループ,プロジェクトチーム
2 看護管理者の役割と責任
場面b C病棟の時間外労働削減の取り組みと責任
A.職位と権限
B.役割,責任の範囲の理解
C.職務記述書
コラム 看護師長による病棟のラウンドの意義
3 ケアの組織化
事例10 ICUでの看取りにおいて,15歳以下の家族の参加を実現させた取り組み
A.ケアの組織化とは
1●看護実践の組織化の基準
2●事例にみるケアの組織化の要点
事例11 地域におけるケアの提供体制を知る
B.地域におけるケアの組織化
1●病院と地域におけるケアの提供体制の違い
2●臨床レベルの統合を推進するケースマネジメント役
コラム 所属機関を越えた看看連携の重要性
3●システムレベルの統合を推進する地域支援事業
第Ⅴ章 看護を届ける人材を配置し育成する
1 看護職の採用
事例12 看護部長が向き合う人材配置・育成
場面a 新人看護師の採用方針の検討
A.採用とは
B.採用戦略・採用計画
1●人員配置
2●募集と選抜
3●採用におけるマッチング
4●リアリスティック・ジョブ・プレビュー
C.定着促進・離職防止
D.多様な働き方
E.看護補助者の採用
コラム 看護補助者とは
2 勤務計画,労務管理,配置管理
場面b 職場環境の改善と勤務体制
A.労働に関連する規則
1●労働基準法
2●労働安全衛生法
3●就業規則
コラム 就業規則にみる看護職の働き方
B.勤務計画,配置管理,夜勤・交代制勤務
1●看護職の夜勤・交代制勤務に関するガイドライン
コラム サーカディアンリズムとは
2●夜勤・交代制勤務の勤務編成の考え方
3●勤務計画
C.多様な勤務形態
1●短時間勤務
コラム 計画的な看護職員の配置
2●短時間正社員制度
3●継続雇用制度
D.アブセンティーズム/プレゼンティーズム
3 スタッフの教育
場面c 新人看護師の育成と教育体制の構築
A.継続教育
1●看護における継続教育の必要性
2●看護職を対象とした教育
3●組織における継続教育
B.生涯学習
C.新人看護師教育
D.職場適応支援
第Ⅵ章 看護を届ける組織・チームの機能を引き出す
1 働きたくなる職場環境
事例13 時短勤務をする看護師の職場環境と自己実現
A.心理的安全性
B.ワーク・ライフ・バランス,ヘルシーワークプレイス
1●看護職のワーク・ライフ・バランスの実現
2●ヘルシーワークプレイス
C.モチベーション
1●マズローの欲求5段階論
2●二要因理論
3●目標設定理論
4●マクレランドの欲求理論
D.福利厚生
E.ワーク・エンゲイジメント
2 効果的なコミュニケーション
事例14 転倒転落インシデント防止に向けた,コミュニケーション手段の改善
A.コミュニケーション
1●コミュニケーションの基本
2●非言語コミュニケーションとメラビアンの法則
3●聴く力
4●コミュニケーションの機能
B.医療従事者間のコミュニケーション
1●医療従事者間のコミュニケーションと引き継ぎエラー
2●医療従事者間のコミュニケーションと情報通信技術
3●コミュニケーションツールとしての電子カルテ
4●コミュニケーションツールとしてのデジタルホワイトボード
C.ICT活用による患者とのコミュニケーション
D.チームビルディング
1●チームビルディングとは
2●チームビルディングの発展段階
3●「チームマネジメント」との違い
3 権限委譲
事例15 内服誤薬予防に向けた,看護師長から医療安全係への権限委譲
A.権限委譲とは
コラム 他職種への業務委譲
B.権限委譲のメリット・デメリット
1●権限委譲のメリット
2●権限委譲のデメリット
C.権限委譲の方法
1●目標を決定・共有する
2●環境を整備する
3●実行をサポートする
4●結果を評価し承認する
4 コンフリクトマネジメント,ネゴシエーション
事例16 患者の治療方針をめぐる医師と看護師のコンフリクト
A.コンフリクトとは
B.コンフリクトプロセス
1●フラストレーション
2●概念化
3●対処行動
4●結 果
C.ネゴシエーション場面におけるコンフリクトマネジメント
1●対立点の発見
2●対立の背景や根拠の確認
3●目標の確認
4●解決策の提案
第Ⅶ章 医療・看護の質を維持・向上させる
1 看護における質の保証と改善
事例17 2年目看護師が考える看護の質の改善
A.医療・看護における質の管理とは
B.医療・看護の質とその評価・改善
1●医療・看護の標準化
2●エビデンスに基づく実践と質改善
3●医療・看護の質を評価する
C.目標管理
1●目標管理とは
2●医療における目標管理とは
3●目標の立て方
4●バランス・スコアカード(BSC)の手法を用いた目標管理
D.療養環境の整備
E.患者安全,医療安全
1●患者安全と医療安全とは
2●医療安全の歴史
3●医療安全体制の整備
4●薬剤管理
F.感染管理
G.個人情報保護,情報セキュリティ
1●情報化時代の個人情報の管理
2●個人情報を保護するための情報セキュリティ対策
コラム データ活用で変わる看護ケア:ビッグデータとリアルワールドデータの可能性
3●医療の本質と個人情報保護
コラム AIやDXは看護の現場をどう変えるか
H.非常時への備え
1●災害医療体制の備え
2●事業継続計画
コラム 被災住民の生活を視野に入れた訓練 ー他組織と連携するということー
3●病院職員の参集
I.医療への市民の参画
1●医療の不確実性と情報の非対称性
2●医療メディエーターの役割
3●医療への市民の参画と教育
2 業績評価
事例18 尿路感染症の発生率低下に取り組む看護師に対する業績評価
A.人事考課とは(業績・能力・態度による評価)
1●人事考課
2●評価の項目
3●人事考課の目的,処遇決定と自己実現
B.業績評価を行ううえで必要な目標管理
1●目標設定
2●目標面接
3●目標評価
C.評価指標
3 事例で考える危機時の管理・対応
A.当事者保護
事例 センサーマットの電源の入れ忘れによる転倒事故の当事者となった看護師の保護
B.SNSトラブル
事例 新人看護師が学ぶSNSとの向き合い方
C.サイバー攻撃
事例 ランサムウェアによるシステム障害
D.感染症流行・パンデミック発生時
事例 病棟におけるノロウイルスのアウトブレイク
E.災害時
事例 災害拠点病院で働く新人看護師の地震発生後の対応
場面a 発災直後の混乱
場面b 発災翌日の病棟勤務
付録
付録1 看護業務基準2021年改訂版(日本看護協会)
付録2 看護職の倫理綱領(2021年)
索引
奥付

