書籍を検索します。雑誌文献を検索する際には「雑誌文献検索」を選択してください。

検索

カテゴリから選ぶ

神経疾患の緩和ケア

神経疾患の緩和ケア
本文を見る
  • 有料閲覧

筆頭著者 荻野 美恵子 小林 庸子 早乙女 貴子 中山 優季 成田 有吾 野田 涼子 服部 万里子 花井 亜紀子 (編)

南山堂

電子版ISBN 978-4-525-98321-5

電子版発売日 2020年1月6日

ページ数 364

判型 B5

印刷版ISBN 978-4-525-24201-5

印刷版発行年月 2022年6月

DOI https://doi.org/10.15104/9784525242015

書籍・雑誌概要

神経疾患の多くは完治が望めず,長期の闘病生活の間に様々な苦痛が生じるが,適切な対症療法を駆使することで,病状の安定,QOLの向上,苦痛の緩和を得ることができる.本書では,機能障害や苦痛に対する対処法,声かけの例など長年の実践で得たノウハウを,患者を支える関連多職種の視点で,項目ごとに具体的に解説する.

目次

Part 1 症状ごとの緩和
 1 四肢・体幹機能障害に伴う症状
  A.筋力低下
   1.上肢筋力低下
   2.下肢筋力低下,体幹筋力低下
  B.固縮・無動による機能低下
  C.痙性による機能低下
  D.運動失調・不随意運動
 2 球麻痺に伴う症状
  A.摂食・嚥下障害
  B.構音障害
 3 呼吸筋障害に伴う症状
  A.呼吸筋筋力低下
  B.呼吸器感染症
  C.非侵襲的陽圧換気療法(NPPV)
  D.気管切開による人工呼吸(TPPV)
 4 自律神経系障害に伴う症状
 5 各障害によって生じる苦痛症状
  A.疼痛,感覚障害
  B.呼吸苦・呼吸困難感
  C.むせ込み,窒息
  D.流 涎
  E.排泄関連トラブル
  F.皮膚関連トラブル
  G.せん妄
  H.精神的苦痛
  I.スピリチュアルペイン
  J.コミュニケーション障害

Part 2 その他緩和的視点をもつべき事項
 6 遺伝性疾患
 7 病名告知
 8 協働意思決定
 9 もの・ひと・お金 そして 生きる場所〜社会資源について
 10 就労支援
 11 連 携
 12 看取りの場
 13 ビリーブメントケア
 14 医療者のこころのケア
 15 災害への対応

Part 3 疾患各論
 Ⅰ 筋萎縮性側索硬化症
 Ⅱ パーキンソン病
 Ⅲ 大脳皮質基底核変性症/進行性核上性麻痺
 Ⅳ 多系統萎縮症
 Ⅴ 脊髄小脳変性症
 Ⅵ ハンチントン病
 Ⅶ 多発性硬化症
 Ⅷ 筋ジストロフィー
 Ⅸ 認知症
 Ⅹ 脳卒中
 XI 神経感染症
 XII その他の神経免疫疾患

索 引