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≪標準言語聴覚障害学≫

言語聴覚障害学概論 第3版

言語聴覚障害学概論 第3版
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≪標準言語聴覚障害学≫

藤田 郁代 (監修)

菅野 倫子(編集) 谷合 信一(編集) 大石 斐子(執筆) 池田 泰子(執筆) 池嵜 寛人(執筆) 岡野 由実(執筆) 石毛 美代子(執筆) 稲本 陽子(執筆) 大石 如香(執筆) 小坂 美鶴(執筆) 野原 信(執筆) 南都 智紀(執筆) 前新 直志(執筆) 福岡 達之(執筆)

医学書院

電子版ISBN 978-4-260-66250-5

電子版発売日 2026年3月19日

ページ数 240

判型 B5

印刷版ISBN 978-4-260-06250-3

印刷版発行年月 2025年12月

DOI https://doi.org/10.11477/9784260662505

書籍・雑誌概要

言語聴覚士をめざす学生が、言語聴覚領域の全体像を把握するための入門教科書

令和6年「言語聴覚士学校養成所指定規則」改正を踏まえ改訂。言語聴覚障害学の理論・技術を網羅かつ体系化する標準的な教科書でありかつ、初学年で学ぶ教科書として、全体を俯瞰できる構成、言語聴覚障害の臨床をイメージできる読みやすい作りに構成を刷新した。学生が通読できるボリュームにスリム化。

目次

第1章 言語聴覚障害と言語聴覚士の役割
 1 言語聴覚障害とは
   A ことばによるコミュニケーションとその障害
   B 言語聴覚障害の種類
   C 言語聴覚障害の特徴
 2 言語聴覚士の役割と専門的対応
   A 言語聴覚士とは
   B 言語聴覚士の働く場所
   C 言語聴覚療法の法的基盤
   D 言語聴覚士の役割
   E 言語聴覚士の専門的対応
 3 言語聴覚療法の基本理念
   A 本人・家族中心の言語聴覚療法
   B 生きること全体を視野に入れた包括的介入(全人的アプローチ)
   C 科学的根拠に基づく言語聴覚療法
   D チームアプローチ
 4 言語聴覚障害学の体系と学修
   A 言語聴覚障害学の歴史と学問体系
   B 卒前教育(養成教育)
   C 卒後教育(生涯学習)

第2章 言語とコミュニケーション
 1 人間の言語とコミュニケーションの特徴
   A 人間の言語の特徴
   B コミュニケーションの成り立ち
 2 言語・コミュニケーションの発達
   A 言語・コミュニケーションの発達を学習する意義
   B 言語の発達を支える力
   C 言語の発達
   D 発声・子音の発達
   E コミュニケーションの発達
 3 言語によるコミュニケーションの過程
   A 音声言語によるコミュニケーションの過程
   B 言語モダリティ
   C 言語によるコミュニケーションと認知機能

第3章 言語・コミュニケーションの生物学的基盤
 1 言語と脳
   A 言語とは
   B 脳のしくみ
   C 言語と関連する脳領域および神経システム
 2 聴覚機構
   A 聴くとは
   B 音とは
   C 耳の構造と機能
 3 発声発語機構
   A 言語音
   B 音(おん)
   C 言語音の産生機構
   D 人の声道形状の特徴
   E 喉頭下降
   F 声帯の構造
 4 飲み込みと摂食嚥下機構
   A 摂食嚥下
   B 嚥下と解剖学的形態
   C 摂食嚥下理論モデル
   D 嚥下に必要な機能(生理)

第4章 言語聴覚障害とその臨床
 1 言語聴覚障害の種類
   A 言語・認知系
   B 聴覚系
   C 発声発語系
   D 摂食嚥下系
 2 言語聴覚療法の進め方
   A 臨床における問題解決の過程
   B 言語聴覚療法のプロセス
   C 言語聴覚障害の経過
   D 多職種連携

第5章 言語聴覚療法の実際
 1 言語・認知系
  1.失語症
   A 失語症とは
   B 失語症の原因疾患と発生メカニズム
   C 失語症がもたらす言語・コミュニケーション障害とその影響
   D 失語症者が望んでいること
   E 失語症のみかた
   F 評価・診断
   G 失語症に対する訓練・指導・援助
  2.高次脳機能障害
   A 基本概念
   B 原因疾患と発生メカニズム
   C 症状
   D 評価・診断
   E 訓練・指導・援助
  3.言語発達障害
   A 基本概念
   B 原因疾患と発生メカニズム
   C 症状の特徴
   D 評価・診断
   E 訓練・指導・援助
 2 聴覚系
  1.聴覚障害
   A 定義
   B 難聴の重症度
   C 聞こえの仕組み
   D 聴覚障害の出現率
   E 障害によって出てくる問題
   F 各種難聴の症状と原因疾患
   G 発症時期による難聴の分類
   H 難聴の発症時期と言語習得およびコミュニケーションへの影響
   I 選別聴力検査
   J 聴覚補償機器
   K 指導機関
   L 評価
   M 小児聴覚障害の評価と指導
   N 成人聴覚障害の評価と指導
   O 日常生活を支援する機器
 3 発声発語系
  1.音声障害
   A 基本概念
   B 原因疾患と発生メカニズム
   C 症状・特徴
   D 評価・診断
   E 訓練・指導・援助:機能面,活動・参加面
  2.発話障害(機能性構音障害,器質性構音障害,運動障害性構音障害)
   A 発話障害
   B 機能性構音障害
   C 小児の器質性構音障害
   D 成人の器質性構音障害
   E 運動障害性構音障害
  3.吃音・流暢性障害
   A 基本概念
   B 原因疾患と発生メカニズム
   C 症状の特徴
   D 評価・診断
   E 訓練・指導・援助
 4 摂食嚥下系
   A 摂食嚥下障害の基本概念
   B 摂食嚥下障害の原因と発生メカニズム
   C 合併症
   D 摂食嚥下障害の評価
   E 摂食嚥下障害の訓練・治療
 5 臨床記録の種類と記載の重要性
   A 臨床記録とはなにか
   B 臨床記録の目的,役割と重要性
   C 言語聴覚士の臨床記録の種類
   D 臨床記録を記載するための留意点
   E 記録の法的・倫理的側面

第6章 言語聴覚障害分野の歴史
 1 世界における言語聴覚障害分野の歴史
   A 欧州における発展
   B 米国における歴史
 2 日本における言語聴覚障害分野の歴史
   A 明治から昭和初期まで
   B 第2次世界大戦後から1970年代まで
   C 1980年代から言語聴覚士法の制定(1990年代)まで
   D 言語聴覚士法の制定以降(2000年以降)
 3 今後の展望

参考図書
言語聴覚障害学概論の授業プラン
索引
「標準言語聴覚障害学シリーズ」の特長と構成

Note一覧
 ① 障害者権利条約
 ② エビデンスに基づく言語聴覚療法(EBP)
 ③ 生成AI(generative AI)の言語学習
 ④ 言語知識の例
 ⑤ 脳神経は「末梢神経」
 ⑥ 形態画像と機能画像の違い
 ⑦ 音の大きさ(音圧)の表記方法
 ⑧ 波形の種類の例
 ⑨ 人以外の動物の音によるコミュニケーション
 ⑩ 声帯膜の喪失による声帯形状の単純化
 ⑪ 語性錯語の種類
 ⑫ 音声言語と文字言語
 ⑬ 発達性相貌失認
 ⑭ ゴミ屋敷症候群
 ⑮ 脳梁の太さ
 ⑯ 軽度認知機能障害(MCI)
 ⑰ 幻の同居人
 ⑱ 言語機能の恣意性
 ⑲ 語彙爆発
 ⑳ 医学的診断の改訂
 ㉑ 「一次的ことば」と「二次的ことば」
 ㉒ 知的障害の遺伝子疾患
 ㉓ ICF
 ㉔ 難聴と認知症
 ㉕ 補聴器適合検査の指針
 ㉖ 軟口蓋挙上装置(palatal lift prosthesis;PLP)
 ㉗ ブローイング訓練
 ㉘ 運動障害性構音障害
 ㉙ クラタリング──スタタリング
 ㉚ 友だちとの関係(心理面,環境面)
 ㉛ 遊戯療法
 ㉜ 誤嚥の分類
 ㉝ GLIM
 ㉞ NST
 ㉟ 日本における言語聴覚障害学のパイオニア,笹沼澄子先生