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前頭葉機能不全 その先の戦略
Rusk通院プログラムと神経心理ピラミッド
その他の著者等 大橋 正洋/立神 粧子
医学書院
電子版ISBN 978-4-260-61180-0
電子版発売日 2016年6月6日
ページ数 312
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-260-01180-8
印刷版発行年月 2010年11月
書籍・雑誌概要
高次脳機能障害の機能回復訓練プログラムであるニューヨーク大学の「Rusk研究所脳損傷通院プログラム」。全人的アプローチを旨とする本プログラムは世界的に著名だが、これまで訓練の詳細は不透明なままであった。本書はプログラムを実体験し、劇的に症状が改善した脳損傷者の家族による治療体験を余すことなく紹介している。脳損傷リハビリテーション医療に携わる全関係者必読の書。
目次
Yehuda Ben-Yishay博士の序
Daniels=Zide博士からの親書
監修者の序
はじめに
第1章 Rusk脳損傷通院プログラムの概要
1 背景
2 通院プログラムの構成
3 各セッション
第2章 神経心理ピラミッド
1 神経心理ピラミッドと前頭葉機能不全
2 前頭葉機能不全による欠損の定義
3 前頭葉機能不全への対処
4 機能欠損への補填戦略
5 神経心理ピラミッドと治療的介入
第3章 体験から見えた通院プログラムの詳細
1 オリエンテーション
2 対人セッション
3 認知訓練の実際
4 コミュニティ(交流)・セッション
5 自宅で行う訓練
6 通院プログラムから実社会へ
第4章 心のケア
1 個人カウンセリング
2 家族セッション
第5章 全人的プログラムの到達点
1 自己受容と自己同一性
2 尊厳の確立
第6章 新しい人生
1 価値観の転換
2 山登りのためのツール
3 時間の経過の中で
参考資料
和文索引
欧文索引