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アドバンス助産師育成のための教育プログラム
筆頭著者 日本助産実践能力推進協議会 (編)
医学書院
電子版ISBN 978-4-260-64319-1
電子版発売日 2021年2月22日
ページ数 208
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-260-04319-9
印刷版発行年月 2021年1月
書籍・雑誌概要
アドバンス助産師とは、助産実践能力習熟段階(クリニカルラダー)のレベルⅢを認証され、自律して助産ケアを提供できる助産師を指します。本書は、助産実践能力習熟段階(クリニカルラダー)におけるⅠ~Ⅳの各レベルでの目標や必要な学習方法(OJT、研修等)など具体的な教育プログラムを示しています。2022年スタートの新認証制度の申請・更新にも対応し、受験者のための試験対策問題も掲載しています。
目次
第I章 社会の変化と助産師への期待
A 社会の変化と妊産婦像
1 分娩数の減少と周産期医療提供体制の変化
2 女性の現状
3 社会の変化
B 社会の変化に対応できる助産師像・助産師に必要な能力
1 助産師に必要な能力
2 社会の変化に対応するために助産師に求められる能力
3 社会の変化を踏まえた人材育成
4 まとめ
C 助産師育成にかかわる現状と取り組み
1 助産師育成にかかわる現状
2 現状への取り組み
3 助産師を育てる責任
4 組織としての目標管理と個人としての目標管理
第II章 助産師のコア・コンピテンシー
1 「助産師の声明」作成の経緯と主な内容
2 「助産師のコア・コンピテンシー」作成の経緯
3 「助産師のコア・コンピテンシー」の内容
4 助産師に必要な臨床推論力
第III章 助産師の助産実践能力習熟段階(クリニカルラダー)?
A 新人助産師がレベルIIIに至るまでの過程
1 助産師に求められる能力
2 助産師の成長過程支援
B 教育技法
1 OJTとOff-JT
2 研修
3 レポート
第IV章 助産実践能力育成のための教育プログラム
A 倫理的感応力(ケアリング)育成のための教育プログラム
1 倫理的感応力(ケアリング)とは
2 助産実践能力習熟段階(クリニカルラダー)?における倫理的感応力(ケアリング)
B マタニティケア能力育成のための教育プログラム
1 ローリスク妊婦に関する助産実践能力向上のための教育計画
2 ローリスク産婦に関する助産実践能力向上のための教育計画
3 ローリスク褥婦に関する助産実践能力向上のための教育計画
4 ローリスク新生児に関する助産実践能力向上のための教育計画
5 妊産褥婦のメンタルヘルス支援に関する助産実践能力向上のための教育計画
6 妊娠高血圧症候群に関する助産実践能力向上のための教育計画
7 妊娠糖尿病に関する助産実践能力向上のための教育計画
8 HELLP症候群に関する助産実践能力向上のための教育計画
9 薬物療法中に関する助産実践能力向上のための教育計画
10 心理・社会的問題に関する助産実践能力向上のための教育計画
11 妊産婦への生活の調整支援(食生活)に関する助産実践能力向上のための教育計画
12 急変時(産科出血)への対応に関する助産実践能力向上のための教育計画
C 専門的自律能力育成のための教育プログラム
1 教育・指導に関する助産実践能力向上のための教育計画
2 自己開発に関する助産実践能力向上のための教育計画
3 コミュニケーションに関する助産実践能力向上のための教育計画
4 教授学習活動に関する助産実践能力向上のための教育計画
D ウィメンズヘルスケア能力育成のための教育計画
1 〈?ウィメンズヘルスケア能力〉の作成過程
E 教育計画と学習到達目標のポイント(試験対策)
1 出題範囲
2 試験方法
3 試験問題例と解答
第V章 助産実践能力習熟段階(クリニカルラダー)?研修と総合評価
A レベルIII申請のための研修時間の考え方と研修プログラム例
1 研修時間の考え方
2 参考となる研修プログラム例
B ポートフォリオの作成
1 作成の実際
C 総合評価
1 評価の目的
2 クリニカルラダーの総合評価
3 被評価者と評価者
4 評価の時期
5 評価のためのツール
6 総合評価に関する用語の説明
7 評価の実際
8 ポートフォリオの活用
第VI章 助産実践能力習熟段階(クリニカルラダー)?レベルIII認証制度
1 認証機関について
2 認証制度導入の目的
3 認証制度の仕組み
4 新規申請要件
5 認証の方法・試験
6 更新制度について
7 コア・コンピテンシーを活用した助産実践能力認証制度への期待
索引