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≪神経心理学コレクション≫

レビー小体型認知症の臨床

レビー小体型認知症の臨床
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≪神経心理学コレクション≫

筆頭著者 小阪 憲司 (他著)

その他の著者 池田 学/山鳥 重/彦坂 興秀/河村 満/田邉 敬貴

医学書院

電子版ISBN 978-4-260-61022-3

電子版発売日 2016年6月6日

ページ数 192

判型 A5

印刷版ISBN 978-4-260-01022-1

印刷版発行年月 2010年5月

DOI https://doi.org/10.11477/9784260610223

書籍・雑誌概要

変性性認知症としてはアルツハイマー型に続いて発症頻度が高いといわれるレビー小体型認知症(DLB)。本疾患の発見者が、病理学的発見の経緯から、DLBの臨床上の特徴である行動心理学的症状(BPSD)をはじめとした症状、診断、治療、介護に至るまで、同じく認知症の臨床に詳しい精神科医を聞き手に語り尽くす。神経心理学コレクション『トーク 認知症』に連なる貴重な対談。

目次



第1章 歴史
 パーキンソン病とレビー
 レビー小体の発見
 エコノモ脳炎
 パーキンソン病の神経病理学の確立
 パーキンソン病と認知症
 見逃されていた大脳皮質のレビー小体
 レビー小体病・びまん性レビー小体病の発見
 びまん性レビー小体病の最初の症例
 レビー小体病の提唱
 びまん性レビー小体病の提唱
 レビー小体型認知症の命名

第2章 発見・概念
 最初の症例
 レビー小体病の概念
 びまん性レビー小体病(DLBD)の概念
 DLBと認知症を伴うパーキンソン病(PDD)は同じ
 純粋型の症例から始まったレビー小体の研究
 DLBDの日本人例・欧米人例の比較
 DLBDの神経病理診断基準
 レビー小体病におけるレビー小体の進展
 ATD type
 PDDとは何か

第3章 診断と課題・疫学
 DLBの診断基準
 診断マーカーの開発
 DLB診断の難しさ
 疫学

第4章 臨床症状(BPSDを中心に)
 BPSDの概要
 DLBに特徴的なBPSD
 患者への対応
 REM睡眠行動障害
 うつ病
 抗精神病薬への過敏性
 パーキンソン病との関連性
 幻聴,妄想
 BPSDの臨床

第5章 早期発見・治療・介護
 DLBと軽度認知障害(MCI)
 薬剤への過敏性
 心筋シンチグラフィ
 薬物治療
 介護

第6章 病理・病態
 レビー小体の病理像の特徴
 大脳皮質のレビー小体
 α-synuclein免疫染色
 α-synucleinの遺伝子異常の発見
 扁桃核
 海馬の病変
 視領野の病変
 レビー小体病の概念
 DLBのアルツハイマー病変
 アミロイド仮説
 経内嗅皮質の海綿状態
 トランスジェニックマウスによる実験
 病理と臨床からわかる疾患のspectrum

索引

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