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助産雑誌 Vol.79 No.3

特集 産む人と家族の選択肢を増やす 「女性のための妊娠・出産のガイドライン」臨床での活用

助産雑誌 Vol.79 No.3
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医学書院

電子版ISSN 1882-1421

電子版発売日 2025年6月9日

ページ数 88

判型 B5

印刷版ISSN 1347-8168

印刷版発行年月 2025年5月

書籍・雑誌概要

特集 産む人と家族の選択肢を増やす 「女性のための妊娠・出産のガイドライン」臨床での活用 かつてない少産化の今、産み育てることに関わる意識や言葉、制度や環境が大きな変革期を迎えています。新しい助産師像を模索する現代の助産師、そして妊娠・出産・育児を考える全ての人と共に、考え、つくる雑誌です。 (ISSN 1347-8168)

隔月刊(偶数月)、年6冊

目次

特集 産む人と家族の選択肢を増やす 「女性のための妊娠・出産のガイドライン」臨床での活用
 妊娠中の過ごし方や分娩体位について,妊産婦さんやご家族はどれくらい選択肢をご存じでしょうか? 妊娠中の過ごし方や,産むときに一緒にいる人や環境,姿勢を産む人が主体的に選ぶためには,どんな選択肢があり,メリット・デメリットがあり,根拠があるのかということを,助産師だけでなく産む人本人が知る必要があります。
 そのために活用できるツールが,日本助産学会作成の「女性のための妊娠・出産ガイドライン(一般の方へ)2024」です。妊娠・分娩・産褥期の女性への助産ケアについて,臨床の指針を示すことを目的に作成された「エビデンスに基づく助産ガイドライン──妊娠期・分娩期・産褥期2024」が昨年末に発表されたことに伴い,その内容の一部を非医療者向けにまとめたものがオンラインで無料公開されています。本特集は,ガイドライン作成に携わった同学会ガイドライン委員会の皆さまのご協力のもと,この「女性のためのガイドライン(一般向け)」の内容と,臨床での活用の仕方を解説していただきました。面談や出産準備クラス,助産外来など,あなたの現場でぜひ活用してみてください。


2024年改訂「エビデンスに基づく助産ガイドライン──妊娠期・分娩期・産褥期2024」と「女性のための妊娠・出産のガイドライン(一般の方へ)2024」
増澤祐子

Q1 妊産婦さんが,妊娠中から産後までの間,助産師からの継続的なサポートを受けることはすすめられますか?
西野友子

Q2 出産時に会陰が裂けて傷ができることを防ぐために,妊娠中からできる効果的な方法はありますか?
福澤利江子

Q3 妊娠中の腰や骨盤の痛みを和らげるためには,どんな方法がおすすめですか?
豊本莉恵

Q4 妊婦さんが,出産が始まった頃に出産に伴う痛みを和らげたいとき,お湯につかっても(入浴しても)よいですか?
上田佳世

Q5 出産で子宮口が完全に開いてから赤ちゃんが生まれるまでのとき,産婦さんは横になった姿勢よりも上体を起こした姿勢を取るほうがよいですか?
上田佳世

Q6 出産時に,赤ちゃんが通常とは異なる向きで進んでいる場合に,通常の向きに促すために産婦さんが四つ這いになることはすすめられますか?
竹下 舞

Q7 赤ちゃんが生まれてすぐに行う早期母子接触には,どのような効果がありますか?
竹下 舞

●うまれてくる風景[15]
繁延あづさ

●助産師の疑問に答える!実践的おっぱい講座[9]──多角的な「胸」の知識
乳がんと向き合う女性のために──あなたにもできるサポートを探そう
Satoko Fox

●型破りでオリジナルな 性教育の舞台裏[3]──行政・教育・地域を巻き込むノウハウ
性教育が私学のPRに?! アレンジで無限の可能性
直井亜紀

●りれー随筆[464]
助産師人生の宝物
新堂尚子