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雑誌
助産雑誌 Vol.79 No.1
特集 胎児医療を知る 出生前診断の“その後”と助産師の役割
医学書院
電子版ISSN 1882-1421
電子版発売日 2025年2月10日
ページ数 88
判型 B5
印刷版ISSN 1347-8168
印刷版発行年月 2025年1月
書籍・雑誌概要
特集 胎児医療を知る 出生前診断の“その後”と助産師の役割 かつてない少産化の今、産み育てることに関わる意識や言葉、制度や環境が大きな変革期を迎えています。新しい助産師像を模索する現代の助産師、そして妊娠・出産・育児を考える全ての人と共に、考え、つくる雑誌です。 (ISSN 1347-8168)
隔月刊(偶数月)、年6冊
目次
特集 胎児医療を知る 出生前診断の“その後”と助産師の役割
母の胎内にいる児の病気について検査・治療を行う「胎児医療」。生まれる前に検査・診断し,治療を行うことで,予後が改善する場合があります。日本でも少しずつ広がりを見せていますが,出生前の検査・診断が普及しつつある一方で,胎児治療ができる疾患も施設も限られています。このアンバランスな状態は,女性と家族に非常に難しい問題をもたらし,その妊娠に伴走する助産師もまた,ケアの困難や無力感を覚えることが増えていると聞きます。
現状では限定的とは言え,出生前に異常が見つかった胎児に治療の選択肢があることを知り,そこで助産師に求められる役割を学ぶことは,意味があります。一方で,どれほど医療が発達しても,予後が不良となったり,妊娠中断となったりするケースもあります。「胎児」を取り巻く状況の最先端を知り,あらためて,「そこにいる」助産師に何ができるのか,一緒に考えてみませんか。
日本の胎児医療のこれまでとこれから
左合治彦
【インタビュー】
確かな先端医療,そして深い悲しみへの支援──大阪大学医学部附属病院 胎児診断治療センターの取り組み
遠藤誠之
【コラム】いつでも話せる場所が,ここにあることを知ってほしい
管生聖子
胎児手術という「選択肢」を選び取って──脊髄髄膜瘤の胎児手術を受けた女性の体験を聞く
河合 蘭
【胎児に病気が見つかった母子に必要なケアとは】
診断から出産までのケア
平井晶子
【胎児に病気が見つかった母子に必要なケアとは】
こどもを亡くした母親の退院後のこと,あなたは知っていますか?
渋谷えみ
胎児診断を受けた母児と家族に寄り添う──周産期の妊婦および家族へのメンタルケア:多職種協働へのアプローチ
永井立平
■実践報告
「分娩期シミュレーションシナリオ」の作成と活用
中川有加
■公開収録対談
助産師たちの夜は明けるのか?──映画『助産師たちの夜が明ける』を通して出産と助産師の未来を考える
髙崎順子さん×田辺けい子さん
■Report
「産後ケア施設における乳幼児安全対応マニュアル」が発表されました
市川香織
東京都看護協会助産師職能委員会の取り組み
「助産師オンライン交流会 コネミドTOKYO」を開催しています!
小檜山敦子
●新連載 母子家庭の生きる知恵から「支援」を捉え直す──じじっかの思考デザイン[1]
貧根ぴんぽん
中村路子
●新連載 型破りでオリジナルな 性教育の舞台裏[1]──行政・教育・地域を巻き込むノウハウ
熱い思いを実らせるまでの道筋──性教育を理解されない悔しさを乗り越えて
直井亜紀
●うまれてくる風景[13]
繁延あづさ
●助産師の疑問に答える!実践的おっぱい講座[7]──多角的な「胸」の知識
医療介入の必要な授乳期の乳房トラブル──乳腺炎・乳腺膿瘍を中心に
Satoko Fox
●りれー随筆[462]
天国の母へ
谷川里奈