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フリーワード 詳細検索 by 医中誌
乾癬やアトピー性皮膚炎は代表的な慢性炎症性皮膚疾患であり,患者数は国内外で増加傾向にある.乾癬患者においては肥満やメタボリックシンドロームの併存が多く,米国で施行された大規模な追跡調査によれば,肥満(BMIが30以上)女性では乾癬発症のリスクが約1.8倍に上昇するとの結果が報告されている1).
睡眠/覚醒,体温,血圧,ホルモン分泌など私たちの生理活動は約24時間周期性のリズム(概日リズム)を示す.驚いたことに,この概日リズムは,私たちの体内に存在する「時計」によって自律的に生み出されていることが,ここ30年ほどの研究で明らかになった.
消化管の一つである腸管は,摂取した食物の消化・吸収を行う器官であり,食事中のさまざまな成分に直接さらされる.一方で,腸管は免疫臓器としても知られており,全身の免疫細胞の半数以上が集まっている.そのため,食事成分は免疫機能に影響を強く及ぼすことが考えられる.
Aryl hydrocarbon receptor(AhR)は,芳香族炭化水素を含む多様なリガンドと結合する受容体で,活性化すると転写因子として働く.近年の研究により,AhRは化合物の代謝経路だけでなく,皮膚における免疫応答やバリア機能の維持にも中心的役割を果たしていることが明らかになった.
毛は,健康状態のバロメーターの一つとして知られている.毛を形成する皮膚付属器である毛包は,ヒトとマウスの間でもよく保存されており,構造や機能において高い類似性を示す.ライフステージが進行とともに変化し,生活習慣,環境,遺伝を反映しているが,ヒトの外観にかかわることから,QOLへの影響も大きい.
ビタミンDは,皮膚における紫外線B波(UVB)曝露による内因性合成および食事からの摂取の2つの主要な経路を持つ.皮膚に存在する7-デヒドロコレステロールはUVBによりプレビタミンD3へ変換され,体温によりビタミンD3(コレカルシフェロール)へ異性化する.
皮膚は人体の中でも最も広く,かつ外部環境と直接接触している臓器である.そのため,気温や湿度,紫外線,化学物質,物理的刺激などの環境因子の影響を受けやすく,特に職場環境下ではその影響が顕著に現れる.産業医として現場をみると,職業や作業環境の違いによって生じる皮膚疾患の多様性を日々実感する.
アトピー性皮膚炎(AD)は,本邦では,「増悪・軽快を繰り返す,瘙痒のある,湿疹を主病変とする疾患であり,患者の多くはアトピー素因を持つ」と,定義されている1).現時点でコンセンサスを得ている疾患の概念としては,多種にわたる遺伝的要因と環境要因が複雑に絡み合って発症し,その症状が維持されていく慢性の炎症性皮膚疾患である,ということになろう.
従来,食物アレルギーの感作の成立は,経口摂取した食物抗原に対して経腸管的に成立すると考えられてきた.ところが,2008年に英国のLackが「二重抗原曝露仮説」を提唱した頃から,食物アレルギーの感作における経皮感作の重要性が認識されるようになった1).
世界の一般人口の5人に1人が生涯に一度は発症するとされる蕁麻疹は,体表に数mmから数cmの膨疹として現れ,痒みを伴う.特に慢性蕁麻疹は完治が難しく,数年から数十年にわたり患者の生活に影響を及ぼし,学業や仕事の質を低下させるなど,深刻な問題となっている.
運動が身体にもたらす多様な健康効果については,これまで多くの研究で示されてきた.心肺機能の向上や生活習慣病の予防,さらには精神的健康の維持に対する有用性が広く知られているが,近年では免疫系への影響にも注目が集まっている.適切な頻度と強度の運動は,免疫機能を活性化させ,感染症への抵抗力を高めるとされる.
紀元前400年頃,ヒポクラテスが「死は腸に宿る」と述べたように,腸が健康と疾患において果たす役割は古代から認識されてきた1).近年,分子生物学や次世代シーケンシング技術の進展により,腸内マイクロバイオーム,特に腸内細菌がヒトの生理機能に多大な影響を及ぼすことが明らかになってきた1).
Brooke-Spiegler症候群は,多発性毛包上皮腫と多発性円柱腫が合併する常染色体優性遺伝性疾患である.円柱腫以外にも,らせん腺腫,らせん腺円柱腫などの皮膚附属器腫瘍を生じる1)〜3).円柱腫を伴わない多発性毛包上皮腫は,同一スペクトラムの疾患である.
薬剤投与量,JAK-STAT経路,男性型脱毛症,高額療養費制度に関する全4問を掲載.