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特集 RSウイルス感染症の新しい時代
Ⅱ.RSウイルス感染症の臨床~過去から現在へ~
小児RSウイルス脳炎・脳症
森地 振一郎
1
1東京医科大学小児科・思春期科学分野
キーワード:
RSウイルス
,
脳炎
,
脳症
,
サイトカイン
Keyword:
RSウイルス
,
脳炎
,
脳症
,
サイトカイン
pp.1161-1166
発行日 2026年9月1日
Published Date 2026/9/1
DOI https://doi.org/10.34433/pp.0000002451
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SUMMARY
▷RSウイルス感染症における神経学的合併症は比較的まれであるが,入院例の約1.2~7.1%にみとめられ,意識障害やけいれんを契機に発症する.
▷発症機序として,低酸素・循環不全による二次性脳障害,サイトカインストームなどの免疫介在性機序,直接的な中枢神経感染が想定されている.
▷急性脳症の病型は多彩であり,急性脳性(AESD),可逆性脳梁膨大部病変を有する軽症脳炎・脳症(MERS),急性壊死性脳性(ANE)などを呈し,それぞれ特徴的な臨床像や画像所見を示す.
▷診断は臨床経過,画像(CT/MRI),髄液・血液検査を総合して行い,支持療法を基本に,免疫療法(グルココルチコイド・免疫グロブリン療法など)の早期導入を検討する.

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