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疾患・病態別のポイントがわかる! 栄養指導オールガイド
【栄養指導に関する最新TOPICS】4 ウエアラブル機器を活用した運動支援
勝俣 良紀
1
Yoshinori Katsumata
1
1慶應義塾大学医学部スポーツ医学総合センター
キーワード:
運動
,
ウエアラブル
,
汗
,
乳酸
Keyword:
運動
,
ウエアラブル
,
汗
,
乳酸
pp.931-933
発行日 2024年5月25日
Published Date 2024/5/25
DOI https://doi.org/10.32118/cn144060931
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運動は万病の薬
運動は万病の薬といわれており,病気に罹患している・していないにかかわらず,その効能に議論の余地はない.「運動をカプセルに入れることができるなら,もっとも処方される有益な薬となるだろう」との米国の著名な老年医学者ロバート・バトラーの言葉もある.2017年の厚生労働白書には,リスク要因別の死亡者数を公表しており,運動不足が喫煙,高血圧に次いで3番目の死亡リスク因子となっている.身体活動量低下に対する運動介入は,糖尿病ではHbA1cを0.8%,脂質異常症ではHDL値を2.5mg/dL,高血圧では収縮期血圧3.4mmHg,肥満では体重を6.7kg/年改善するとされ,うつ状態を有意に軽減すると報告されている1).しかし,成人の身体不活動の割合は世界的には一貫して高い水準で2),わが国においても運動習慣のある者の割合は30%程度に留まることが報告されている3).

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