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特集 小児急性腹症の画像診断
非穿孔性・穿孔性急性虫垂炎,膿瘍・腫瘤形成性虫垂炎
岩出 珠幾
1
,
冨田 大翔
1
,
西條 光伸
1
,
溝上 優美
1
,
東尾 篤史
1
,
園田 真理
1
,
佐藤 正人
1
,
福澤 宏明
1
Tamaki Iwade
1
,
Hiroto Tomita
1
,
Mitsunobu Saijyo
1
,
Yumi Mizoue
1
,
Atsushi Higashio
1
,
Mari Sonoda
1
,
Masahito Sato
1
,
Hiroaki Fukuzawa
1
1医学研究所北野病院小児外科
pp.846-850
発行日 2026年8月25日
Published Date 2026/8/25
DOI https://doi.org/10.24479/ps.0000001642
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- 参考文献 Reference
はじめに
子どもの急性腹痛の鑑別診断は感染性,炎症性,筋骨格性,外傷性,婦人科,およびその他の病因が含まれる。そのなかで,急性虫垂炎は小児で最も一般的な腹部外科的救急疾患であり,外科的介入が必要になる可能性があるため,重要な鑑別診断とされているが,その診断はしばしば問題となる。これは,臍周囲痛,食欲不振,悪心,嘔吐,反跳痛,右下腹部への痛みの移行などの典型的な身体症状が常にあるわけではないためである。そのため,画像検査は小児急性虫垂炎の診断において重要な役割を担っており,本稿では急性虫垂炎の画像検査について述べる。なお,各項目で示す推奨度を含め,画像検査は2017年に日本小児救急医学会ガイドライン作成委員会で策定された『小児急性虫垂炎診療ガイドライン』1)に準拠した。

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