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特集 小児外科医が押さえておくべき薬剤―薬剤の使用法と注意点―
炎症性腸疾患:5-ASA,ステロイド,その他の小児保険適用薬について
星 雄介
1
Yusuke Hoshi
1
1宮城県立こども病院総合診療科・消化器科
pp.598-603
発行日 2026年6月25日
Published Date 2026/6/25
DOI https://doi.org/10.24479/ps.0000001576
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はじめに
炎症性腸疾患(inflammatory bowel disease:IBD)の罹患数は近年,増加の一途を辿っており,わが国においても小児IBD患者は増加傾向にある。それに伴い,日常診療において本疾患に遭遇する機会も少なくない。IBD診療に関しては,厚生労働科学研究費補助金難治性疾患政策研究事業「難治性炎症性腸管障害に関する調査研究」班より,毎年「潰瘍性大腸炎・クローン病の診断基準・治療指針」が策定されている1)。同指針は広範かつ詳細な内容を網羅しており,小児IBD診療の指針としてきわめて重要である。

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