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特集 小児神経学入門─小児科医必須の神経症候学と治療論
神経症候のみかたと評価・鑑別
耳鼻咽喉科的異常
穐吉 亮平
1
Ryohei Akiyoshi
1
1獨協医科大学埼玉医療センター耳鼻咽喉・頭頸部外科
pp.432-435
発行日 2026年4月1日
Published Date 2026/4/1
DOI https://doi.org/10.24479/pm.0000002929
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はじめに
小児科診療において,めまい,難聴,耳鳴といった耳鼻咽喉科領域の主訴は,しばしば神経疾患との境界領域に位置し,その鑑別には専門的な知識と慎重な観察が求められる。とくに小児の場合,自覚症状を正確に言語化することが困難であるため,保護者の観察による「ふらつき」「言葉の遅れ」「呼びかけへの反応のわるさ」「耳をふさいでもピー音(ほかにキーン,ジーなど)がきこえる」といった間接的なサインから病態を推測しなければならない。

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