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特集 難聴の疑問に答える
【難聴の診断】
聴性脳幹反応(ABR)検査はどのような検査か? その結果の見方は?
穐吉 亮平
1
Ryohei Akiyoshi
1
1獨協医科大学埼玉医療センター耳鼻咽喉・頭頸部外科
キーワード:
聴性脳幹反応(ABR)
,
far-field response
,
脳幹聴覚伝導路
Keyword:
聴性脳幹反応(ABR)
,
far-field response
,
脳幹聴覚伝導路
pp.1043-1047
発行日 2026年9月1日
Published Date 2026/9/1
DOI https://doi.org/10.24479/ohns.0000002293
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はじめに
聴性脳幹反応(auditory brainstem response:ABR)は,難聴の他覚的診断や聴覚伝導路の神経学的評価が可能な電気生理学的な検査である。新生児・乳幼児の難聴の評価,聴神経腫瘍による後迷路性難聴の診断や術中モニタリング,脳幹障害による中枢神経性難聴の診断などに用いられる。ABRが報告されてから半世紀以上が経過した現在もなお,耳鼻咽喉科領域におけるきわめて重要な検査の一つであり,多くの医療機関で広く用いられる。本稿では,ABRがどのような検査であるか,そしてその結果をどのように読むかを概説する。

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