増刊号 CT・MRI—“戦略的”活用ガイド
各科に直撃! よくある紹介疾患,紹介前にあるといい検査,紹介後にする検査
耳鼻咽喉科
藤本 千里
1
1東京大学医学部耳鼻咽喉科
pp.342-345
発行日 2014年11月1日
Published Date 2014/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402200085
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本稿では,内科医が担当している患者に耳鼻咽喉科を紹介受診させる必要が生じた場合,受診日までの間に,依頼元の診療科で行うのが望まれる診療について述べる.耳鼻咽喉科を受診させる目的は,主として,耳鼻咽喉科領域の疾患の可能性についての精査・該当疾患の加療を依頼する,耳鼻咽喉科領域の疾患ではないが必要な検査などを依頼する,などが挙げられる.耳鼻咽喉科に依頼する疾患は幅広いが,本稿では比較的頻度の高い,めまい,難聴,鼻出血,嚥下機能評価,頸部腫瘤について述べる.
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