特集 頭痛診療の新たなステージ
頭痛診療におけるコンサルテーションのタイミング
耳鼻咽喉科
五島 史行
1
1東海大学医学部医学科専門診療学系耳鼻咽喉科・頭頸部外科学
キーワード:
副鼻腔領域頭痛
,
鼻原性頭痛
,
急性副鼻腔炎
,
鼻性頭痛
,
鼻粘膜接触点頭痛(ICHD-2)
Keyword:
副鼻腔領域頭痛
,
鼻原性頭痛
,
急性副鼻腔炎
,
鼻性頭痛
,
鼻粘膜接触点頭痛(ICHD-2)
pp.1529-1533
発行日 2023年11月1日
Published Date 2023/11/1
DOI https://doi.org/10.34433/dt.0000000485
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1 急性副鼻腔炎のうち蝶形洞炎は見逃されやすいため,診断には副鼻腔を含むスライスでのCTが必須である.
2 急性副鼻腔炎による鼻性神経症は緊急手術が必要となる疾患であるが,CTにて診断可能である.
3 鼻粘膜,鼻甲介,鼻中隔の障害による頭痛(鼻粘膜接触点頭痛)は耳鼻咽喉科医でも認知されていない疾患である.
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