特集 境界領域の診療
耳鼻咽喉科的疾患 難聴
守本 倫子
1
1国立成育医療研究センター 耳鼻咽喉科
キーワード:
聴力検査
,
難聴-両側性
,
補聴器
,
脳幹聴覚誘発電位
,
自然耳音響放射
,
人工内耳移植
,
難聴-一側性
,
生活指導
Keyword:
Cochlear Implantation
,
Audiometry
,
Hearing Aids
,
Hearing Loss, Bilateral
,
Otoacoustic Emissions, Spontaneous
,
Evoked Potentials, Auditory, Brain Stem
,
Hearing Loss, Unilateral
pp.1361-1364
発行日 2019年10月1日
Published Date 2019/10/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2020041475
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<Key Points>(1)難聴があると言語発達遅滞や構音障害につながる。(2)新生児聴覚スクリーニングにより難聴が早期発見され、早期介入につながることが重要である。(3)補聴器や人工内耳を装用しても、聴力正常の児と同じように聞こえるわけではないため、教室内など学習のための環境調整が必要である。(4)コミュニケーション力を高めるために、難聴については長期的な評価と介入が必要である。
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