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特集 常在微生物叢と小児疾患~腸内細菌叢の先にあるもの~
各論 腸内細菌叢と小児疾患との関係
同種造血幹細胞移植における腸内細菌叢の重要性
荒 隆英
1
ARA Takahide
1
1北海道大学病院血液内科
pp.1075-1078
発行日 2025年8月1日
Published Date 2025/8/1
DOI https://doi.org/10.24479/pm.0000002521
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はじめに
同種造血幹細胞移植(同種移植)は,難治性血液悪性腫瘍,骨髄不全症,先天性代謝性疾患に対する根治的治療であるが,移植片対宿主病(graft-versus-host disease:GVHD)という同種移植特有の致死的合併症が問題となる。次世代シーケンサーの登場による網羅的な腸内細菌叢解析の結果から,腸内細菌がGVHDの病態形成へ関与していることが明らかとなり,腸内細菌叢の制御がGVHDの新たな予防・治療戦略となる可能性が示唆されている。

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