Japanese
English
特集 難聴の疑問に答える
【難聴疾患とその治療】
Auditory Neuropathyとはどのような病気か? その治療法は?
南 修司郎
1
Shujiro Minami
1
1国立病院機構東京医療センター人工内耳センター
キーワード:
Auditory Neuropathy Spectrum Disorder(ANSD)
,
OTOF遺伝子
,
人工内耳
Keyword:
Auditory Neuropathy Spectrum Disorder(ANSD)
,
OTOF遺伝子
,
人工内耳
pp.1128-1131
発行日 2026年9月1日
Published Date 2026/9/1
DOI https://doi.org/10.24479/ohns.0000002317
- 有料閲覧
PPV購入案内
2,750円 (2,500円+税10%) こちらは、1128ページから1131ページの文献です。
PPV(ペイ・パー・ビュー)とは、論文(記事)単位で購入・閲覧ができるサービスです。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
はじめに
Auditory Neuropathy(AN)は,1996年にStarrらおよび加我らによって初めて体系的に報告された特異な感音難聴の一病態である1,2)。従来の感音難聴の多くが蝸牛外有毛細胞(outer hair cells:OHC)の不可逆的障害に起因すると考えられてきたのに対し,ANはOHC機能が保たれているにもかかわらず,内有毛細胞(inner hair cells:IHC)から聴神経(第Ⅷ脳神経),さらに脳幹に至る求心性聴覚伝導路における神経信号の同期発火障害を本態とする。今日では,この病態が単一の疾患ではなく,IHC自体,IHCと聴神経線維をつなぐリボンシナプス,らせん神経節ニューロン,あるいは聴神経そのものといった複数の障害部位に起因し,その臨床像や予後がきわめて多様であることが明らかになっている。そのため,現在では「Auditory Neuropathy Spectrum Disorder(ANSD)」と呼称することが国際的にも推奨されている3)。

© tokyo-igakusha.co.jp. All right reserved.

