書評
『耳科学アトラス−形態と計測値−第5版』
加我 君孝
1
1東京大学名誉教授
pp.380-380
発行日 2023年4月1日
Published Date 2023/4/1
DOI https://doi.org/10.24479/ohns.1000000034
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初版から改訂のたびに手元に置き愛用して止まない野村恭也東京大学名誉教授・昭和大学客員教授による,世界の耳科学の歴史で類書を欠く存在の, “形態と計測値” をサブタイトルとする『耳科学アトラス 第5版』が2023年1月30日に6年ぶりに刊行された。50ページ増で,持つと重量感がある。80点の新規のイラストの追加と同時に大幅に加筆されている。『耳科学アトラス』の半世紀の歩みを出版年・著者の数・ページ数・出版社で辿ると,初版は1974年・2名・190ページ・中外医学社,第2版は1992年・3名・266ページ・シュプリンガー・ジャパン,第3版は2008年・3名・270ページ・シュプリンガー・ジャパン,第4版は2017年・5名・304ページ・丸善出版,第5版は2023年・6名・358ページ・丸善出版と改訂のたびにより充実し,かつ新しい。
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