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特集 SGLT2阻害薬とGLP-1受容体作動薬の基礎から臨床まで
トピックス
治療効果としてのeGFR slopeとinitial dip
eGFR slope and initial dip as indicators of treatment efficacy
島田 悠史
1
,
涌井 広道
1
,
田村 功一
1
SHIMADA Yuji
1
,
WAKUI Hiromichi
1
,
TAMURA Kouichi
1
1横浜市立大学医学部循環器・腎臓・高血圧内科学
キーワード:
SGLT2阻害薬
,
GLP-1受容体作動薬
,
eGFR slope
,
initial dip
Keyword:
SGLT2阻害薬
,
GLP-1受容体作動薬
,
eGFR slope
,
initial dip
pp.394-398
発行日 2026年9月25日
Published Date 2026/9/25
DOI https://doi.org/10.24479/kd.0000002587
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- 参考文献 Reference
はじめに
近年,2型糖尿病治療においては,単なる血糖コントロールにとどまらず,心血管イベントおよび腎機能低下の抑制を目的とした包括的治療戦略が重視されている。そのなかで,ナトリウム・グルコース共輸送体2(sodium-glucose cotransporter 2:SGLT2)阻害薬およびグルカゴン様ペプチド-1(glucagon-like peptide-1:GLP-1)受容体作動薬は,いずれも大規模臨床試験において腎保護効果を示した薬剤として注目されている1〜4)。本稿では,これらの薬剤が腎機能に与える影響について,推算糸球体濾過量(estimated glomerular filtration rate:eGFR)の年間低下率(eGFR slope),およびinitial dipの2つに焦点を当て,その意義や臨床的解釈について詳述する。

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