Japanese
English
特集 消化器内視鏡寸言集2025
Ⅰ.全般[診断]
「木を見て森を見ず」はNG
Can’t see the forest without seeing the trees
池原 久朝
1
,
草野 央
1
,
後藤田 卓志
2
Hisatomo Ikehara
1
1北里大学医学部消化器内科
2がん研究会有明病院上部消化管内科
pp.454-455
発行日 2025年4月25日
Published Date 2025/4/25
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000001957
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解説
胃癌診断において,「木を見て森を見ず」という言葉はきわめて重要な教訓となる。胃癌の初期段階では,表面のわずかな変化をとらえることが微小病変の存在診断の成否を左右する。しかし,個々の病変の細部の形態に注目しすぎると,表層拡大した病変の範囲診断を見誤る危険性がある。森を見ない安易な範囲診断は誤った治療方針につながりかねない。このため,常に一歩引いた視点で病変の広がりを注意深く観察することの重要性を本稿では述べる。
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