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特集 薬物療法がひらく新しい肝細胞癌の治療strategy
4 .肝細胞癌に対する個別化医療の現況と展望
恵荘 裕嗣
1
1京都大学医学部附属病院消化器内科
キーワード:
肝細胞癌
,
がん遺伝子パネル検査
,
個別化医療
,
バイオマーカー
,
プレシジョンメディシン
Keyword:
肝細胞癌
,
がん遺伝子パネル検査
,
個別化医療
,
バイオマーカー
,
プレシジョンメディシン
pp.869-873
発行日 2020年7月20日
Published Date 2020/7/20
DOI https://doi.org/10.19020/CG.0000001236
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- 参考文献 Reference
患者のがん細胞から同定された遺伝子異常から,効果が期待できる治療を選択する「がんゲノム医療」はすでに複数のがん種において治療成績の向上をもたらしており,2019 年6 月にはがん遺伝子パネル検査が保険適用となった.肝細胞癌においても全ゲノム解析により発癌に寄与する遺伝子群が明らかにされつつあるが,現状draggable な遺伝子異常に乏しく,個別化医療の構築における遺伝子パネル検査の可能性は限定的である.今後肝細胞癌に対するsystemictherapy の主軸は分子標的薬+immunotherapy のcombination となることが予想され,効果予測バイオマーカーの活用にくわえて腫瘍免疫学的側面からの個別化医療の進展が期待される.

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