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特集 看取りの透析医学を考える
7.全人的苦痛に対する対応はどのように行うのか
大武 陽一
1
1たけお内科クリニックからだと心の診療所
キーワード:
全人的苦痛
,
腎不全緩和ケア
,
透析患者
,
共同意思決定
,
保存的腎臓療法
,
腎代替療法
Keyword:
全人的苦痛
,
腎不全緩和ケア
,
透析患者
,
共同意思決定
,
保存的腎臓療法
,
腎代替療法
pp.487-492
発行日 2026年5月10日
Published Date 2026/5/10
DOI https://doi.org/10.19020/CD.0000003811
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- 参考文献 Reference
腎不全患者のQOL(生活の質)向上には,身体的,精神的,社会的,スピリチュアルな苦痛を統合的に捉える「全人的苦痛(トータルペイン)」への対応が不可欠である.透析患者は,生命維持を機械に依存する精神的葛藤や,頻回な通院・穿刺による身体的・社会的制約という特有の苦痛を抱えている.対応の基本は,多職種チームによる早期のアセスメントと,腎機能を考慮した適切な薬物・非薬物療法の提供,そして共同意思決定(SDM)を通じた治療目標の柔軟な調整である.本稿では,各苦痛の定義と,腎不全の特性を考慮した具体的な対処法を解説する.

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