特集 求められる腎不全患者の緩和ケアとその人らしさのケア―あるべき姿を再考する
コラム:腎不全患者の緩和ケア―全人的苦痛に向き合う看護の役割
中村 光江
1
1前日本赤十字九州国際看護大学・看護師
キーワード:
腎不全看護
,
緩和ケア
,
全人的苦痛
,
その人らしさ
,
言語化
Keyword:
腎不全看護
,
緩和ケア
,
全人的苦痛
,
その人らしさ
,
言語化
pp.956-959
発行日 2026年9月10日
Published Date 2026/9/10
DOI https://doi.org/10.19020/CD.0000003926
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2010年からの3年間,がん看護専門看護師教育を推進するなかで,がん看護領域では当然のように語られる「全人的苦痛」の視点が,腎臓病患者には十分共有されていないことに違和感を覚えた.博士論文では,終末期透析患者のケアに携わる看護師が患者の多様な苦痛に向き合い苦悩している実態を明らかにした.こうした課題意識から,大会長を務めた2021年の第24回日本腎不全看護学会学術集会では「慢性性と緩和ケアを考える」をテーマに議論を深めた.本稿では,これらの経験から,腎不全患者の緩和ケアに求められる看護の要素について考えたい.

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