特集 腎不全に携わる看護職のキャリアを考える
7.多職種協働によるキャリア支援(2)腎臓病療養指導士創設による看護職への期待
要 伸也
1
1杏林大学腎臓・リウマチ膠原病内科
キーワード:
腎臓病療養指導士
,
チーム医療
,
行動変容
,
腎代替療法
,
保存的腎臓療法
Keyword:
腎臓病療養指導士
,
チーム医療
,
行動変容
,
腎代替療法
,
保存的腎臓療法
pp.1420-1425
発行日 2022年10月10日
Published Date 2022/10/10
DOI https://doi.org/10.19020/CD.0000002330
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CKD療養指導に精通する医療従事者のための資格である「腎臓病療養指導士」制度がスタートした.本資格は,CKD患者の療養指導に関する職種横断的な基本知識・技能をもつ看護職(看護師・保健師),管理栄養士,薬剤師に与えられる.保存期腎臓病患者への療養指導を幅広く普及させ,多職種連携によるCKD患者の重症化予防と予後・QOLの改善を目的としている.看護師は,チーム医療の中心であり,腎臓病療養指導のさまざまな場面において,腎臓病療養指導士の資格をもつ看護師への期待が高まっている.
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