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特集 看取りの透析医学を考える
3.SDMとACPをいつ行うのか,だれに行うのか―透析医療にSDMとACPを統合する
小松 康宏
1,2
1東京女子医科大学医療安全科,医療安全啓発センター
2 群馬大学多職種人材育成のための医療安全教育センター
キーワード:
アドバンスケアプラニング(ACP)
,
共同意思決定(SDM)
Keyword:
アドバンスケアプラニング(ACP)
,
共同意思決定(SDM)
pp.460-467
発行日 2026年5月10日
Published Date 2026/5/10
DOI https://doi.org/10.19020/CD.0000003807
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透析医療における意思決定は,従来,個別の治療選択に限定されてきたが,患者の高齢化と症状負担の増大に伴い,価値観に基づく継続的プロセスとして再構築する必要がある.本稿では,shared decision making(SDM)とadvance care planning(ACP)の概念と変遷を整理し,両者を統合した意思決定枠組みを提示した.ACPは終末期に限定されず透析導入早期から開始し,病状変化に応じて反復的に実施すべきであり,対象はすべての透析患者に及ぶ.SDMとACPは,価値に沿った医療を実現する基盤的プロセスである.

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