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特集 転倒予防最前線
パーキンソン病患者の転倒予防対策
-―転倒の特徴および実例から学ぶ具体的な対策―
Fall prevention in Parkinson’s disease
;characteristics and specific preventive measures learned from practical falls
饗場 郁子
1
Ikuko AIBA
1
1独立行政法人国立病院機構 東名古屋病院
キーワード:
Parkinson’s disease
,
Fall
,
Prevention
Keyword:
Parkinson’s disease
,
Fall
,
Prevention
pp.889-894
発行日 2025年7月1日
Published Date 2025/7/1
DOI https://doi.org/10.18888/se.0000003469
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- Abstract 文献概要
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- 参考文献 Reference
要旨:パーキンソン病(PD)は動作緩慢,姿勢保持障害などの運動症状に加え,起立性低血圧や排尿障害,認知機能障害などの非運動症状が出現し,複数の転倒要因をもつ疾患である。PDは発症10年で半数,20年で9割近くの患者が転倒を経験する。わが国の要介護PDでは1年間に3分の2の患者が転倒し,6.9%の患者が骨折していた。重篤な外傷に至った転倒は4分の3が日中に発生し,転倒場所は居間,台所が各々約2割で,衝突した物はフローリングが最も多く43%を占めた。PDの転倒を予防するためには,段差の解消,二重課題を避ける,すくみ足に対しては移動スペースを広くとる,椅子は背もたれと肘掛けのあるタイプを選ぶなどが挙げられるが,多様な要因に対し多面的な介入をすることが勧められている。PDと診断後,できるだけ早期より転倒予防の啓発および指導の開始が必要である。

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