Japanese
English
特集 末梢神経―Current Concept in 2022
Ⅴ.前・後骨間神経麻痺
特発性前・後骨間神経麻痺に対する手術療法
Surgical treatment for spontaneous anterior/posterior interosseous nerve palsy
田尻 康人
1
,
原 由紀則
1
,
星川 慎弥
2
,
川野 健一
1
Yasuhito TAJIRI
1
,
Shinya HOSHIKAWA
2
1東京都立広尾病院,整形外科
2同上,リハビリテーション科
キーワード:
Interfascicular neurolysis
,
Spontaneous anterior interosseous nerve palsy
,
Spontaneous posterior interosseous nerve palsy
Keyword:
Interfascicular neurolysis
,
Spontaneous anterior interosseous nerve palsy
,
Spontaneous posterior interosseous nerve palsy
pp.605-609
発行日 2022年4月30日
Published Date 2022/4/30
DOI https://doi.org/10.18888/se.0000002129
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- 参考文献 Reference
要旨:特発性前・後骨間神経麻痺は痛みとともに急性発症する運動麻痺で,神経束にくびれを生じることが知られている。比較的自然回復が望める疾患であるが,一部は回復が不良である。治療に関して定まった見解はないものの,回復がない場合には,神経線維束間剝離術を行い,くびれ部位の神経上膜線維を解除することで麻痺の改善が得られる。前骨間神経麻痺患者37名に手術を実施し,36例に平均2.9個のくびれが肘上36.2mmの位置に存在した。術後2年以上経過した症例では,長母指屈筋の91.7%,示指深指屈筋の81.8%にMMT 0からMMT 3以上に回復した。

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