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特集 ロボット支援消化器外科手術における“推し技”
ロボット支援結腸切除術における“推し技”―結腸右半切除術における完全尾側アプローチによる横行結腸間膜頭側剥離先行のNo.223リンパ節郭清
瀧井 麻美子
1
,
渡邉 純
1
1関西医科大学下部消化管外科
キーワード:
尾側アプローチ
,
CME
,
No.223リンパ節郭清
Keyword:
尾側アプローチ
,
CME
,
No.223リンパ節郭清
pp.1283-1290
発行日 2026年8月15日
Published Date 2026/8/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000005125
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- 参考文献 Reference
結腸癌に対しては2000年代にドイツのHohenbergerらによってCME(complete mesocolic excision)やCVL(central vascular ligation)の概念が提唱された1, 2)。これらは,結腸間膜の解剖学的層に沿った剥離と血管根部での郭清を重視する手技として位置付けられている。一方,わが国においては進行結腸癌に対してD3郭清が標準術式として確立されており,主要血管起始部におけるリンパ節郭清を含む点でCVLと共通する概念を有している。このような背景のもと,根治切除に必要な郭清範囲や術式の標準化について検討が進められてきた。No.223リンパ節郭清を必要とする術式としては,上行結腸癌や肝彎曲部癌を含む右側結腸癌に対する結腸右半切除,横行結腸癌に対する横行結腸切除,および脾彎曲部癌を含む左側結腸癌に対する結腸左半切除が挙げられる。本稿では,右側結腸癌に対する手術手技のうち,とくに横行結腸間膜への郭清操作に焦点を当てて論じる。

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