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特集 消化器外科医に求められる緩和医療の基本と緩和手術
がん患者の呼吸困難への対処
所 昭宏
1
1国立病院機構 近畿中央呼吸器センター心療内科 / 支持・緩和療法チーム / 臨床研究センター
キーワード:
がん患者の呼吸困難の概念
,
アセスメント
,
薬物療法・非薬物療法マネジメント
Keyword:
がん患者の呼吸困難の概念
,
アセスメント
,
薬物療法・非薬物療法マネジメント
pp.175-181
発行日 2026年2月15日
Published Date 2026/2/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000004826
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呼吸困難の定義は「呼吸の際に生じる不快な感覚という主観的な体験」とされている。呼吸困難は呼吸不全がなくても生じることがあり,その有無や重症度は検査所見とは必ずしも一致しない。また,表現される感覚も痛みの表現がさまざまなように,空気飢餓感,呼吸努力感,胸部絞扼感,頻呼吸感,吸い込めない感,窒息しそうな感覚など多種多様である。さらに呼吸困難感は不安や抑うつなどの情動や日常生活への影響などtotal dyspneaとしての側面がある。

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