特集 消化器外科医に求められる緩和医療の基本と緩和手術
がん患者の排尿障害への対処
千葉 公嗣
1
,
三田 淑恵
1
,
三宅 秀明
1
1神戸大学大学院医学研究科腎泌尿器科分野
キーワード:
排尿障害
,
尿閉
,
排尿ケア
Keyword:
排尿障害
,
尿閉
,
排尿ケア
pp.183-191
発行日 2026年2月15日
Published Date 2026/2/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000004827
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がん治療の進歩により長期生存が可能となる患者は増加しているが,進行例や再発例,治癒困難例においては,症状緩和と生活の質(quality of life;QOL)の維持が重要な課題である。そのなかで排尿障害は,消化器癌患者を含む多くのがん患者に認められる合併症であり,身体的苦痛のみならず羞恥心や社会生活の制約,家族の介護負担をもたらす点で臨床的意義が大きい。さらに,緩和医療の観点からも疼痛や消化器症状と並んで排尿障害への対応は重要である。

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