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特集 消化器・一般外科における手術教育の進化と手術手技の継承
Ⅱ 消化器・一般外科における手術手技の継承 6 大腸・肛門 5 腹腔鏡下低位前方切除術
池田 公治
1
,
北口 大地
1
,
長谷川 寛
1
,
西澤 祐吏
1
,
塚田 祐一郎
1
,
伊藤 雅昭
1
1国立がん研究センター東病院大腸外科
キーワード:
直腸癌
,
腹腔鏡
,
低位前方切除
Keyword:
直腸癌
,
腹腔鏡
,
低位前方切除
pp.685-697
発行日 2025年4月1日
Published Date 2025/4/1
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000004379
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- 参考文献 Reference
直腸癌に対する外科的治療については,1982年にHealdら1)がTME(total mesorectal excision)の概念を提唱し,1986年にQuirkeら2)がCRM(circumferential resection margin)の確保の重要性を報告したことが,局所再発の軽減に大きく貢献した。そして,いま腹腔鏡手術が普及し,拡大視効果により微細解剖を認識できるようになったことでより正確な手術が可能となった。しかし,直腸周囲は骨盤神経叢や血管,精嚢,前立腺,腟のような重要臓器に囲まれており,癌の根治性確保と機能温存は表裏一体の関係にある。この2つを両立させるためには膜構造の理解や神経,血管などの走行を正確に理解することが重要となる。

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