Japanese
English
症例
左下腿に生じた皮膚コレステリン肉芽腫の1例
Cutaneous cholesterin granuloma on the left lower leg
小竹 久美子
1
,
大嶋 雄一郎
1
,
渡辺 大輔
1
,
高間 弘道
2
Kumiko KOTAKE
1
,
Yuichiro OSHIMA
1
,
Daisuke WATANABE
1
,
Hiromichi TAKAMA
2
1愛知医科大学,皮膚科学講座(主任:渡辺大輔教授)
2タカマ皮膚科,春日井市
キーワード:
皮膚コレステリン肉芽腫
,
脂質異常症
,
超音波検査
Keyword:
皮膚コレステリン肉芽腫
,
脂質異常症
,
超音波検査
pp.1221-1224
発行日 2026年7月1日
Published Date 2026/7/1
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000006005
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56歳,女性。左下腿に淡黄色調の硬い皮下結節を認めた。病理所見で真皮浅層から深層に多数のコレステリン裂隙,周囲に組織球や多核巨細胞がみられ,皮膚コレステリン肉芽腫と診断した。自験例を含めた33例のまとめで,好発部は四肢関節周囲など外傷を受けやすい部位,多発例では脂質異常症や自己免疫疾患の合併が高かった。自験例は脂質異常症を有し,何らかの外的刺激後,局所にコレステリン結晶が析出し,病変を形成したと推察する。皮膚コレステリン肉芽腫を診断した際には,自己免疫疾患,脂質異常症の精査を行い,脂質異常症がある場合は多発や再発するリスクがあるため,薬物療法だけでなく食事療法も含めた長期的な治療が必要と考える。

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