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特集 きいてみた! 皮膚科×各科 診療のリアル―“いまさら聞けない” を解消するQ&A―
付属器疾患
多汗症
ペインクリニック科医師への質問
上島 賢哉
1
Kenya KAMIJIMA
1
1NTT東日本関東病院,ペインクリニック科
pp.826-827
発行日 2026年6月10日
Published Date 2026/6/10
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000005852
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- Abstract 文献概要
- 参考文献 Reference
原発性局所多汗症は,明らかな基礎疾患を伴わず,手掌・腋窩・足底・頭部顔面など限局した部位に過剰な発汗を認め,日常生活や社会生活の質(QOL)を著しく低下させる疾患である。診療においては,まず内分泌疾患や薬剤性などによる続発性多汗症を除外することが必須である1)~3)。診断は問診および身体所見を基本とし,治療は段階的に行うことを原則としている。『原発性局所多汗症診療ガイドライン2023年改訂版』では,抗コリン外用薬や塩化アルミニウム外用薬などの保存的治療から開始することが推奨されている1)。これらが無効な場合には,ボツリヌス毒素局所注射を選択することがあるが,手掌および頭部・顔面多汗症では効果にばらつきがあり,推奨度は限定的である1)2)。さらに内服薬や神経ブロック療法などの非外科的治療を十分に行っても改善が得られない場合に,侵襲的治療として手術療法が検討される。
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