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特集 きいてみた! 皮膚科×各科 診療のリアル―“いまさら聞けない” を解消するQ&A―
膠原病および関連疾患
Behçet病
眼科医師への質問
田中 理恵
1
Rie TANAKA
1
1東京大学大学院医学系研究科外科学専攻,眼科学教室
pp.776-776
発行日 2026年6月10日
Published Date 2026/6/10
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000005834
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- Abstract 文献概要
Behçet病の眼症状の最大の特徴は,急性・発作性に眼炎症を繰り返すことである(「眼発作」とよばれる)。「急に目がかすんできた」「見えづらくなった」「充血してきた」などの訴えが多い。非肉芽腫性ぶどう膜炎の代表疾患であり,細隙灯顕微鏡検査では前房蓄膿・微細な角膜後面沈着物・前房内炎症細胞・充血などを認め,眼底診察では硝子体混濁・網膜滲出斑などを認める。蛍光眼底造影検査ではシダの葉脈に似たシダ状蛍光漏出を認めることが多い。発作性の炎症であり,一定の時間が経つと,たとえ治療しなかったとしてもこれらの所見は軽快する。しかしながら眼炎症発作を繰り返すことで,網膜・脈絡膜や視神経へのダメージは蓄積し,不可逆的な視力低下を引き起こす。また,治療のために使用したステロイド(特に眼局所治療)が原因で緑内障を発症することもある。
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