Japanese
English
症例
臍部子宮内膜症の1例
Umbilical endometriosis
長島 朱里
1
,
尾松 淳
1
,
盛田 紘有
1
,
吉崎 麻子
1
,
宮川 卓也
1
,
佐藤 伸一
1
Akari NAGASHIMA
1
,
Jun OMATSU
1
,
Hiromichi MORITA
1
,
Asako YOSHIZAKI
1
,
Takuya MIYAGAWA
1
,
Shinichi SATO
1
1東京大学医学部,皮膚科学講座(主任:佐藤伸一教授)
キーワード:
子宮内膜症
,
臍部子宮内膜症
,
臍部腫瘤
Keyword:
子宮内膜症
,
臍部子宮内膜症
,
臍部腫瘤
pp.1765-1768
発行日 2025年12月1日
Published Date 2025/12/1
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000005540
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- Abstract 文献概要
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- 参考文献 Reference
50歳,女性。初診2カ月前から臍部に1cm大の暗褐色結節が出現し,生理周期とは無関係な軽度の痛みを伴っていた。摘出術を行い,病理組織学的検査で好酸性~好塩基性で立方体の円柱上皮に裏打ちされた腺管を散在性に認め,CD10が間質で陽性,エストロゲン受容体が腺上皮細胞と間質で陽性で,臍部子宮内膜症と診断した。腹部違和感が残存したため術後2カ月から黄体ホルモン製剤の内服を開始した。術後6カ月までに腫瘤の再発は認めなかった。臍部腫瘤の診療では本症を念頭に置き,悪性腫瘍との鑑別のためにも病理組織学的検査を行うのが望ましい。根治的手術療法を施行したが,再発のリスクもあるため長期的なフォローが必要である。

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