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特集 薬疹
スガマデクスナトリウムによる周術期アナフィラキシーの1例
Perioperative anaphylaxis induced by sugammadex sodium
丸尾 美帆
1
,
藤田 靖幸
1
,
板本 想太
1
,
織田 晃央
1
,
清水 聡子
1
Miho MARUO
1
,
Yasuyuki FUJITA
1
,
Sota ITAMOTO
1
,
Akihiro ORITA
1
,
Satoko SHIMIZU
1
1市立札幌病院,皮膚科(主任:清水聡子部長)
キーワード:
周術期アナフィラキシー
,
スガマデクス
,
Ⅰ型アレルギー
Keyword:
周術期アナフィラキシー
,
スガマデクス
,
Ⅰ型アレルギー
pp.883-886
発行日 2025年6月1日
Published Date 2025/6/1
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000005244
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- 参考文献 Reference
40歳台,男性。全身麻酔下の尿管ステント留置術終了時,筋弛緩拮抗薬であるスガマデクスナトリウムを投与したところ,11分後から全身の紅斑と血圧低下が出現した。アナフィラキシーショックとしてアドレナリンの投与を必要とした。手術時間が短かったため,術中に使用されたいずれの薬剤も被擬薬になり得たが,皮膚テスト等の結果からスガマデクスナトリウムによるⅠ型アレルギーと診断した。周術期アナフィラキシーは約5,000件に1件の頻度とされており,その出現時期から被擬薬の候補を推測できる場合がある。本邦ではスガマデクスナトリウムが広く普及しており,被擬薬のひとつとして認識することが重要である。

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