Japanese
English
症例
下腿にリポイド類壊死症様皮疹を呈し,難治性潰瘍を形成したサルコイドーシスの1例
Sarcoidosis with necrobiosis lipoidica-like skin lesions in the lower leg, resulting in refractory ulcer
松岡 廣
1
,
盛山 吉弘
1
Ko MATSUOKA
1
,
Yoshihiro MORIYAMA
1
1総合病院土浦協同病院,皮膚科(主任:盛山吉弘部長)
キーワード:
サルコイドーシス
,
潰瘍型
,
リポイド類壊死症
,
ステロイド全身投与
Keyword:
サルコイドーシス
,
潰瘍型
,
リポイド類壊死症
,
ステロイド全身投与
pp.189-192
発行日 2025年2月1日
Published Date 2025/2/1
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000004992
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- 参考文献 Reference
64歳,女性。初診14年前に下肢の褐色局面を自覚した。初診6カ月前から左下腿に潰瘍が出現し,増大したため当科を受診した。初診時,両下腿に不整形の褐色局面が散在しており,左下腿には拇指頭大と米粒大の潰瘍を伴っていた。病理組織像で,乾酪壊死を伴わない類上皮細胞肉芽腫を認め,潰瘍型皮膚サルコイドーシスと診断した。心電図で完全房室ブロックを認め,肺,眼合併症はなかった。ステロイド外用薬と抗潰瘍薬による治療に反応せず,潰瘍は手拳大までに拡大した。プレドニゾロン30mgを開始後,1年以上潰瘍処置を継続し,潰瘍は上皮化した。潰瘍を伴うサルコイドーシスはしばしば難治であり,ステロイド全身投与を積極的に考慮する必要がある。

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