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特集 グリーフケア ~家族と医療者をつなぐケアを目指す!~
医療者へのグリーフケア
総説
死を前にしたチームを支える
~医師ができる実践的グリーフケア~
大谷 弘行
1
Hiroyuki OTANI
1
1雪の聖母会聖マリア病院,国立病院機構九州がんセンター緩和ケア科
pp.485-489
発行日 2026年9月1日
Published Date 2026/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_kango31_485
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はじめに
がん医療に携わる医療者は,患者や家族の悲嘆を支える立場にある一方で,患者の死によって自らも揺さぶられる.とくに終末期医療では,長くかかわった患者との別れ,救えなかった感覚,家族への説明のむずかしさなどが重なり,悲しみや無力感,自責感が残りやすい1,2).医療者へのグリーフケアは,本人の疲弊を防ぐためだけでなく,患者・家族へのケアの質を守るうえでも重要である1,3).

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