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第1特集 ケースで学ぶ薬剤性疾患と服薬トラブル
さまざまな診療セッティングで遭遇する薬剤に起因する症状 ─ケースからの学び─
薬の影を照らす灯
-DX時代の総合診療が導く“見逃された真実”
関根 一臣
1
,
鈴木 富雄
1
1大阪医科薬科大学病院 総合診療科
pp.316-319
発行日 2026年2月1日
Published Date 2026/2/1
DOI https://doi.org/10.15104/th.2026030003
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はじめに
歩行障害や動作緩慢などのパーキンソニズムは,高齢者診療では“見慣れた症状”である.しかし,その症状にこそ薬剤性の罠が潜んでいる.薬剤性パーキンソニズム(druginduced Parkinsonism:DIP)は,変性疾患についで日本におけるパーキンソニズムの原因とされており,臨床的に鑑別を要する.
とくに,長期間,複数科を巡っても改善しない例では,総合診療医が“薬の影”を疑う視点をもつことが肝心である.本稿では一例を通じて診断のプロセス,世界や日本の取り組み,そして医療DX・AIの活用を考察する.

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