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特集 感染症2
①トラベルメディスン
2.旅行者に対するアドバイス—どのようにリスクを評価し,どのような対策を提案するか
竹下 望
1
Nozomi TAKESHITA
1
1国立国際医療研究センター病院 国際感染症センター
pp.429-439
発行日 2017年9月1日
Published Date 2017/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3103900003
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近年,海外旅行者の増加傾向が続くとともに,企業の出張・観光旅行など,旅行の背景も多様化している。一方で,最近はデング熱,ジカ熱,中東呼吸器症候群(MERS*1)やエボラウイルス感染症などが,日本でも広く報道されている。これらの感染症は海外で感染するリスクがあり,以前に比べて旅行者の関心も高い。関連する情報はインターネットなどで入手しやすいが,なかには不十分な内容,誤解をまねきやすい内容,誤っている内容もあり,適切なアドバイスはこれまで以上に必要とされている。また,予防の段階からホスピタリストがかかわることで,感染症の輸入を防ぐ大きな助けとなる。
本稿では,旅行者に対するアドバイスを行うために,どのようなリスクアセスメントを行い,どのような対策(生活指導,ワクチン接種,マラリア予防など)を提案するかをまとめる。

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