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特集 “わかったつもり”で終わらせない血液凝固異常とDIC
Part 4 敗血症性DIC治療「うちはこうする!」
(29) 「DIC離脱率」指標に物申す
小尾口 邦彦
1
Kunihiko KOOGUCHI
1
1京都府立医科大学 麻酔科学教室・集中治療部
pp.153-155
発行日 2026年1月1日
Published Date 2026/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.188348330180010153
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はじめに
近年,播種性血管内凝固disseminated intravascular coagulation(DIC)治療薬のプロモーションにおいて,「DIC治療薬投与によりDIC離脱率の改善が示された」とする試験結果が紹介される機会が増えたと感じる。率直に言って,DICの知識が多くない一般医療者に対して,「DIC離脱率の改善」は納得感を与えやすいと感じる。一方で,DIC離脱率とは何か?が意外に知られていないのではないだろうか。
本稿において,筆者が考えるDIC離脱率の問題点を提示したい。

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