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特集 医療研究会講座集録
医療と人権
井上 正治
pp.19-29
発行日 1971年8月10日
Published Date 1971/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662204947
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公共の福祉と基本的人権の対立
きょうは「司法と人権」ということであわせて医療の問題についても話せということなので,正直なところどうつながるのか幾日か考えました。あまりまとまったお話はできませんが,最近のいろんな経験を通じて,わたくしの考えるところを,ご参考までにご披露してみたいと思います。
現在,司法権の独立が問題になっております。問題になってると言っても,現状は予測したとおりに下火になりつつあると思うんですが,しかし司法の危機を叫ぶものは,国民の中にも少なくございません。ところがご注意いただきたいことは,最高裁判所自身が司法の危機を叫んでいるということです。

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