Japanese
English
特集 リハビリテーション医学教育
医師国家試験とリハビリテーション医学
Rehabilitation Medicine in Medical Education.
土肥 信之
1
Nobuyuki Dohi
1
1藤田保健衛生大学リハビリテーション医学教室
1Department of Rehabilitation Medicine, Fujita Health University School of Medicine.
キーワード:
医師国家試験
,
教育
Keyword:
医師国家試験
,
教育
pp.281-285
発行日 1994年4月10日
Published Date 1994/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552107586
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はじめに
医師はリハビリテーションを含めた良質な医療を提供する義務がある.
リハビリテーション医学教育がなぜ必要であろうか.リハビリテーションを知っている人には容易にわかるであろう.しかしこのことをよく理解していない医師が大半であり,しかも指導的立場にある医師(当然年齢も高い)の多くは自分たちが医学教育を受けていた当時のイメージ,すなわちリハビリテーションがマッサージが中心であった頃の認識程度を脱却していないかもしれない.すべての医師がリハビリテーション・マインド(リハビリテーションの理念をよく理解している,という意味とする)を持てば,医療の質の向上に役立つことは明らかである.リハビリテーション医学は一部専門的に研究し実践する医師が必要であるが,プライマリ・ケアの一部として全医師の医学常識であるべきである.
ここではリハビリテーション医学教育のうち医師国家試験との関連について述べてみたいが,残念ながら医師国家試験にリハビリテーション医学の知識が問われることは少ない.
そこでその現状,卒前卒後教育との関連など,その問題点や今後の展望について述べてみたい.

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