Japanese
English
トピックス
エンテロトキシン産生Bacteroides fragilis
加藤 直樹
1
1岐阜大学医学部附属嫌気性菌実験施設
pp.249-251
発行日 1998年3月1日
Published Date 1998/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543903370
- 有料閲覧
PPV購入案内
1,320円 (1,200円+税10%) こちらは、249ページから251ページの文献です。
PPV(ペイ・パー・ビュー)とは、論文(記事)単位で購入・閲覧ができるサービスです。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
はじめに
Bacteroides fragilisは嫌気性のグラム陰性桿菌で,多くのヒトにおいて腸内常在菌として生息し,また好気性菌であるEscherichia coliより100〜1,000倍多い菌数で存在する腸内フローラの最優勢菌の1つとして挙げられる.通常はこのように腸内フローラとしてB. fragilisは存在し,感染症は引き起こさないが,ときになんらかの原因により腸管外に侵入し,腹腔内膿瘍,膿胸,敗血症などの感染症を引き起こす.
一方,E. coliの仲間には種々の下痢原性毒素を産生し,下痢症を引き起こす菌病原大腸菌が存在するが,B. fragilisではエンテロトキシン(腸管毒)を産生し,下痢を引き起こす菌株は知られていなかった.しかし,1984年,米国のMyersら1)が,子ヒツジや子ウシなどの家畜の下痢症からエンテロトキシン産生性B. fragilis(enterotoxigenic B. fragilis;ETBF)を分離して以来,B. fragilisの伸間にもエンテロトキシンを産生し,下痢症を引き起こす菌株のあることがわかってきた.

Copyright © 1998, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.

