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献血者におけるwindow period—特にHBV,HCV,HIV
野尻 徳行
1
1日本赤十字社中央血液センター検査部検査2課
pp.248-249
発行日 1998年3月1日
Published Date 1998/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543903369
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はじめに
輸血によるHBV(hepatitis B virus,B型肝炎ウイルス),HCV(hepatitis C virus,C型肝炎ウイルス),HIV(human immunodeficiency virus,ヒト免疫不全ウイルス)感染を防止するために,日本赤十字社血液センターは新しいスクリーニング法の開発と導入に努めてきた.これによって輸血後B型肝炎およびC型肝炎の発生頻度は,医療機関で実施している小規模な検証的,前向き調査では確認できないところまで激減した.
また,献血・検査履歴などの献血者情報と検体保管システムからの遡及調査(look back)によりwindowperiodの血液からの感染が推定できる.
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